「ドラレコをつけたら保険料が安くなるって本当?」
本当です。しかも思っている以上に保険料が変わるケースがあります。ただし「ドラレコ割引」には2種類あって、混同している方がとても多いです。保険募集人として日々お客様の契約に携わる立場から、この違いをわかりやすく整理してお伝えします。
「ドラレコ割引」には2種類ある
その① ドラレコ特約(保険会社指定のドラレコをレンタル
ドラレコ特約は保険会社が提供・指定する専用のドラレコを利用することが前提で、市販のドライブレコーダーを取り付けているだけでは特約の対象にならないことがほとんどです。
通信機能付きの専用ドラレコを月額料金でレンタルする形です。月額料金は650円〜850円程度が一般的です。
その② テレマティクス割引(運転データで保険料が変わる)
テレマティクスは運転中のデータを取得・分析し運転傾向に応じたリスク評価を行う仕組みです。保険会社によっては運転スコアが一定基準を満たした場合に翌年度以降の保険料が割引される制度を設けており、8〜20%ほど割引されるケースもあります。
保険募集人目線での正直な評価
2種類のどちらが得かは個人の状況によって異なります。安全運転に自信がある方はテレマティクス割引が大きく効く可能性があります。一方で事故時の自動通報や緊急サポートを重視する方はドラレコ特約の安心感が上回ります。
主要保険会社のドラレコ関連サービス比較
東京海上日動「ドライブエージェント パーソナル(DAP)」
2026年1月より新型の事故自動通報ドライブレコーダーの提供を開始しており、月額保険料は500円となっています。事故による強い衝撃を検知した場合に自動で提携先の警備会社に連絡が入り、救急車の要請などの初動対応を行います。また顧客の自己負担なしで出張取り付け作業を受けられるサービスも提供されています。
保険募集人目線のポイントは、2017年の提供開始から個人・法人合わせて100万台以上の契約実績があり、約56,000件の事故に対し救急要請応答率100%の実績を持つ点です。実績の信頼性は業界トップクラスです。
三井ダイレクト損保「レスキュードラレコ」
ネット型自動車保険とセットで利用できる通信機能付きドラレコ特約で、事故を検知すると自動で映像が保険会社へ送信されます。AIが事故状況を分析し結果を作成してくれます。ネット型保険のため保険料が抑えられる点が特徴です。
損保ジャパン
運転特性スコアが良好だと翌年の保険料割引を受けられる仕組みがあります。安全運転を心がけている方には保険料を下げるチャンスになります。
ドラレコ特約と市販ドラレコ、どちらがお得?
ドラレコ特約がおすすめな方
事故時の自動通報・緊急サポートを重視する方、ドラレコの取り付けや管理が面倒な方、SDカードの管理を自分でやりたくない方に向いています。SDカードの不具合や紛失で事故の証拠映像が活用できなかったケースは少なくないため、自動送信機能は大きなメリットです。
市販ドラレコがおすすめな方
画質・機能にこだわりたい方、すでに市販ドラレコを取り付けている方、保険会社に運転データを提供したくない方に向いています。保険会社とドラレコ特約契約を行うと利用規約により運転情報がすべて契約した保険会社や提携会社に提供される義務を負うことになります。プライバシーを重視する方は市販ドラレコの方が安心です。
保険募集人が正直に言うと
どちらが絶対お得とは言い切れません。大切なのは「自分がどんな安心を求めているか」で選ぶことです。事故時の迅速なサポートを最優先するならドラレコ特約、画質や機能を重視するなら市販ドラレコ+テレマティクス割引の組み合わせが現実的です。
保険料を下げるための3つの実践ポイント
ポイント① まず一括見積もりで現状を把握する
同じ補償内容でも保険会社によって保険料に大きな差が出ることがあります。まずは一括見積もりサービスで現在の保険料と比較してみることをおすすめします。
ポイント② 更新のタイミングで見直す
ドラレコ割引・テレマティクス割引は更新時に新たに契約することで適用されます。現在の保険の更新2〜3ヶ月前から比較検討を始めると余裕を持って乗り換えられます。
ポイント③ 等級を確認してから乗り換える
等級は保険会社を変えても引き継げます。高い等級を持っている方が乗り換えると、新しい保険会社でもその等級が適用されてお得になります。現在の等級を確認してから見積もりを取ることを強くおすすめします。
まとめ ドラレコ×保険の賢い選び方
ドラレコと自動車保険の組み合わせは、正しく選べば安全性と節約を同時に実現できます。今回のポイントをまとめます。
ドラレコ特約と市販ドラレコは別物であること、テレマティクス割引は安全運転で保険料を下げられること、更新のタイミングが最大の見直しチャンスであること、一括見積もりで現状を把握することが第一歩であることの4点を押さえておけば間違いありません。
現在の自動車保険が適正かどうか、まずは無料の一括見積もりで確認してみてください。


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